思っていたより人生は長い

京都在住。走ったり、本を読んだりする日々の雑記。

白地図を埋める

 『東京マラソンを走りたい』という本がある。

 

  喜国雅彦さんという漫画家が書いた本で、走るようになったきっかけやマラソン大会の記録、走るためのモチベーションなどを面白おかしく、だけど真面目に書かれた本である。前書きに<愉しんで走るための指南書>と説明されており、まさしくそういう本になっていると思う。走るのが習慣付いたころに読んだのだが、とても参考になったのを覚えている。

  この本の中に、『OVER20kmを走るモチベーション』として、白地図をランに利用する方法があげられている。白地図を用意して、自分が走った道に色をつけていくのだ。自分が走ったことのある道が、視覚的に分かるわけである。

 これを読んだときは楽しそうだな、とは思ったものの、地図を用意するのが面倒だし、スペースも取るし、記録するのも手間だな、とすぐに実行することはなかった。

 

 そして数年を経て、携帯電話がスマホに代わり、すべてアプリが解決してくれた。私が使っているのは「マッピング」というandroidのアプリである。

 

マッピング - GPSログまとめて全部記録
マッピング - GPSログまとめて全部記録
開発元:MyLiteApp
無料
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 地図を表示するモードに「ヒートマップモード」と「アドベンチャーモード」があって、「ヒートマップモード」はよく通る場所の色が変わっていくもの。私が使っているのは「アドベンチャーモード」で、自分が通ったことのあるところだけが白く表示され、それ以外のところは真っ黒に表示されるのである。走るたびに白く表示される場所が増えていくのが楽しい。

 

 一昨年まではあちこちコースを変えて、必死に埋めていたが、ある程度走ると、近所では走っていない道がない、という状態になってしまい、なかなか地図を埋めることができなくなってしまう。また、マラソンを走るために、信号待ちで止まるよりは走り続けた方がいいだろうなと思い、信号のない河川敷のコースを走るばかりになってしまい、起動させることが久しくなかった。

 一昨日の30キロ走では、久しぶりに起動させて走ってみた。帰って来て、アプリで新たな道が伸びたのを確認して、新鮮な気持ちが蘇った。今後も新たな道を開拓していこう。